九州補助犬協会について
九州に初めて厚生労働省認定介助犬育成を行った協会です。現在では九州で唯一の介助犬育成を行っている団体です。補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)の育成や啓蒙活動などを通して人と犬が共生できる豊かな社会の実現を目指しています。
認定NPO法人 九州補助犬協会の使命は、補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)の育成を通じて障害者の生活福祉に寄与することです。また、補助犬に関する全ての問題を総合的に解決するために、良質の補助犬の育成、ユーザーへのフォローアップ、相談、情報提供、補助犬に関する研究を通して身体障害者福祉の一助となり、補助犬育成施設としての使命を果たしたいと考えています。
九州に初めて厚生労働省認定介助犬育成を行った協会です。介助犬の育成や啓蒙活動などを通して人と犬が共生できる豊かな社会の実現を目指しています。
理念
- 一、「人と犬との、実りある共生」の実現を使命として施設運営に努めます。
- 一、補助犬利用者のための施設運営を最優先し利用者に必要とされる施設運営を目標とします。
- 一、補助犬の利用者の立場を心から理解することに努め、質の高い補助犬を提供して利用者への質の高 い指導を実施しするとともに、積極的に啓発活動に取り組み補助犬の普及に努めます。
- 一、事業を推進する上で、障害者福祉と犬の福祉を両立し、心豊かな社会づくりに貢献し、広く社会福祉に寄与できるように務めます。
- 一、善意のご寄付を、最大限に有効活用し障害者福祉、犬の愛護福祉の向上に努めます。
事業内容
身体障がい者をサポートする介助犬の育成、高齢者介護施設や、医療機関を訪問しセラピー犬との触れ合い活動を実施しています。
- 補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)、セラピー犬の育成・訓練・貸与事業。
- 補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)、セラピー犬のトレーナー育成事業。
- 学校教育機関、社会福祉施設・医療機関へのドッグセラピー活動事業。
- 地域への犬の愛護及び適正な飼養についての普及啓発活動事業。
- 補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)、セラピー犬に関する調査研究及び普及啓発活動事業。
- その他目的を達成するために必要な事業
- 上記の活動を推進することで人と犬が共生できる、心豊かに社会作りに貢献し広く社会福祉に寄与す ることを目的として活動する。
- セラピー犬活動
- 補助犬育成には多くの資金が必要とされています。現状では、活動資金の多くを自治体からの助成金や皆様の厚意による募金でまかなっています。九州補助犬協会では、協会自身での自立した活動資金を得る為にセラピー犬活動を有償にて行っています。セラピー犬活動で得られた資金は、多くの方に補助犬を届ける為の、補助犬育成資金に充てられます。
セラピー犬の説明
設立の趣旨・目的
介助犬育成活動を推進することで人と犬が共生できる、心豊かに社会作りに貢献し広く社会福祉に寄与す ることを目的として活動する。
2002年10月1日に「身体障害者補助犬法」が施行されました。補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)が、身体障害者の自立や社会参加に重要な役割を担うということが公的に認められました。しかし我国では特に介助犬の普及が大変遅れています。「介助犬って何?」「どこに申し込めば利用できるのか?」「どの様な補助してくれるの?」「有償なの?それとも無償なの?」など、ほとんど知られていないのが実情です。現在介助犬の育成は利用希望者への供給体制がほとんど出来ていません。そういう社会のニーズにこたえるために2006年11月18日に介助犬育成施設「NPO法人九州補助犬協会」を発足しました。 さらに平成15年の全面改正により、現在、我が国では盲導犬1045頭、聴導犬20頭、介助犬47頭(厚生労働省資料)が現在働いています。しかし利用希望者の需要を満たすには到底足りない深刻な頭数不足という課題があります。街の人々の認知度も上げていく必要もあります。私たちは九州で初めてこれらの補助犬が抱える問題解決と補助犬育成という重要な役割を担う施設として発足しました。
- 訓練士の実績を活かし九州初の介助犬育成施設を設立
「認定NPO法人 九州補助犬協会」は元盲導犬訓練士の桜井が20年以上の経験と実績を活かしてNPO法人を設立し『人と犬との実りある共生』をめざし補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)の育成や啓発、ドッグセラピー活動などを行っています。福岡県糸島市志摩町の、のどかな住宅街にある戸建ての桜井の個人住宅が事務所であり訓練所でもあります。2009年現在、介助犬:47頭、(盲導犬:1045頭)と需要は多く圧倒的に不足している実状です。そういう状況をこれまでの経験と実績を活かし介助犬の育成を行って行きたいと1DJを立ち上げました。まだ全国でも介助犬育成施設は22箇所しかなく、九州には「認定NPO法人 九州補助犬協会」のみです。それだけに期待と役割の大きさを感じています。
当協会への寄付に関する税制上の優遇措置について
寄付の税制優遇が受けられます:当協会へのご寄付及び会費は、個人の場合は所得控除または税額控除の対象に、法人の場合は損金計上扱いになります。詳細は当協会いお問い合わせ下さい。
施設(建物)
2009年現在、施設は桜井個人の住居を事務所及び訓練所として使用しています。私たち九州補助犬協会 は、施設は「人である」と言う考え方で運営し、小規模で極力運営コストを抑え、補助犬、セラピー犬の育成に取り組んでいます。従って最大限、既存の社会資源を有効利用して行く方針で運営しています。例えば介助犬の訓練や見学会、パピーレイザーの委託や飼育講習会、補助犬講演活動などは、地元の社会福祉協議会の設備を利用させていただいています。また、スーパーやデパートなどでは、介助犬の訓練を店内で実施させていただき、応援していただいています。今後も寄付協力者の方々の誠意に応え、資金を大切に活用させて頂き、建物や設備は既存の施設を利用し、使用経費を極力節約し、介助犬育成に努力して参ります。今後、育成状況や事業において必要になった時点で建物については計画したいと考えています。
ネーミングの由来
「九州補助犬協会」は身体障害者の方に一人でも多く補助犬(介助犬、聴導犬、盲導犬)を使用して社会参加と自立に積極的に挑戦していただきたく、また多くの方に補助犬のことをご理解していただきたいと願っています。。ロゴマークには九州補助犬協会の理念である『人と犬の共生』をシンボルとしています。
- 商標について
「九州補助犬協会」の団体名称は商標登録されています。団体名称、それに付属する商標、サービスマーク及びロゴ等は当協会に帰属します。特許電子図書館のデータベースを検索することで登録内容の詳細を確認できます。
※商標権の効力については、特許庁サイトの「商標権の効力」を、ご参考ください。
沿革
- 2005年2月
- 補助犬育成や補助犬の利用を考えている身体障害者が直面している問題に関心を持つメンバーが集まり、いかにこれらの問題を解決し、障害者福祉の向上に寄与していくべきかの勉強会を始める。
- 2005年9月
- 補助助犬育成や補助犬利用者への支援活動をNPO法人で実施する事に決定し補助犬に関する諸問題及びNPO法人の設立に関する勉強会を重ねる。
- 2006年3月
- NPO法人設立に向け、準備委員会が発足し、設立総会の準備に入る。
- 2006年8月
- 内閣府の特定非営利活動法人の認証を受ける。
- 2006年9月
- 第二種福祉事業所届出。
- 2006年11月
- 発足式開催 (関係機関及び協力者のご支援と地元の方々の支えにより発足)
- 2007年~
- 九州初の介助犬協会としての使命を果たす為に介助犬の育成、啓発、研究、セラピー犬活動など、より具体的に活動を開始。
- 2009年4月
- より広く、より多くの人たちへ介助犬の理解と普及をを目指してインディペンデンスドックスジャパンより、認定NPO法人【九州補助犬協会】へ名称変更。
- 2014年9月1日
- 福岡県より認定特定非営利活動法人として認定を受ける
- 2019年9月1日
- 福岡県より認定特定非営利活動法人の認定期間の更新
活動報告書ダウンロード
認定NPO法人 九州補助犬協会では、コンプライアンスの一環として寄付金、助成金などを適正に使用していることを支援者の方々、およびマスコミなどへ公開しています。資料が必要な方は下記リストから各プログラム、年次報告、会計報告などの資料をダウロードできます。
ファイル名 | ファイルサイズ | 登録日 |
---|
認定NPO法人 九州補助犬協会所在地・連絡先
名称 | 認定NPO法人 九州補助犬協会 |
---|---|
許可等 | 第2種福祉事業届出 |
所在地 | 〒819-1301 福岡県糸島市志摩井田原76-20 |
交通 | JR筑肥線 筑前前原駅から車で5分 |
地図 | 筑前前原駅からの経路をGoogleマップで確認 |
電話番号 | 092-327-0364 |
FAX番号 | 092-327-0364 |
info(at)hojo.or.jp (atは@に置き換えてください) |